Helios「Eingya (Remastered)」(p*dis)
2006年にtypeからリリースされ、Heliosの人気を一気に引き上げた名作「Eingya」がリマスターで再発!
goldmund名義でも長年活動を続ける、キース・ケニフのもう一つの名義でリリースしているHeliosの、2006年にtypeからリリースされ、Heliosの人気を一気に引き上げた名作「Eingya」がリマスターでの再発が決定しました!オリジナルリリース当時はちょうどPASTL RECORDS をスタートさせたばかりの時期でとても思い入れ深い1枚です。
この作品の前、merckよりリリースされた、ファースト作「unomia」では、米マイアミのエレクトロニック・ミュージック・レーベルMerck Recordsからリリースという印象もあって、ボーズ・オブ・カナダを彷彿させるダウンテンポのビートと、メランコリックなアンビエンスを中心としたIDM寄りの作品だったのですが、「Eingya」では、より、アコーステックに、よりメロディー/アンビエントを重視したものとなっていて、ビートは入っているものの、強調されたものではなく、そのあたりが、当時、ファーストを好んで聴いていたリスナーからは、賛否分かれるところもあったのですが、この作品から”エレクトロニカって親しみやすい音楽なんだ”という方も多くいたのも事実で、ジャンルに関係なく、多くの人に受け入れられるポピュラーさを持った作品なのです。
goldmund名義でも聴くことができる、ピアノとアコースティックギターによるメロディアスで繊細なテクスチャーが生み出すシネマテックサウンド。フィールドレコーディングを用いた森の中で森林浴をしているような、オーガニックでキャッチーさとはまた別物のアトモスフェリックな浮遊感が感動的すらあるメロディアスなエレクトロアンビエント。じわじわと、心震わせる高揚感は、今も何ら色褪せることはありません。まだこの作品を未経験の人は是非とも聴いて欲しいな。テイラー・デュプリーがリマスタリングを担当、2月下旬頃の発売予定。
1. Bless This Morning Year
2. Halving The Compass
3. Dragonfly Across An Ancient Sky
4. Vargtimme
5. For Years And Years
6. Coast Off
7. Paper Tiger
8. First Dream Called Ocean
9. The Toy Garden
10. Sons Of Light And Darkness
11. Emancipation
Helios
本名キース・ケニフ。米ペンジルヴァニアの田舎で生まれ育つ。現在はワシントン州在住。ボストンのバークリー音楽大学でパーカッションを学ぶ傍ら、ヘリオス名義のデビューアルバム「Unomia」(Merck)を2004年にリリース。その後、英国Type Recordsや自身のレーベルUnseen Musicより6枚のアルバムを発表。最新作はGhostly Internationalより2018年にリリースした『Veriditas』。ヘリオス名義以外にも、ソロ・ピアノにフォーカスしたポスト・クラシカル路線のゴールドムンドや、妻ホーリーとのシューゲイズ・ポップ・デュオ、ミント・ジュレップとしても活動し、エレクトロニカ~ポストクラシカル~インディーポップシーンなどで絶大な人気を確立する。また、本名名義でもアップル、フェイスブック、グーグルなどのCM音楽も幅広く手掛ける人気音楽家。
西森千明「かけがえのない」 <公園喫茶&STORE更新情報> イタリア伝説的レーベルCramps Recordsから1979年にリリースされ、イタリアのアヴァンギャルドシーンに多大な影響を与えたRaul Lovisoni とFrancesco Messinaの傑作コラボレーションアルバム「Prati Bagnati Del Monte Analogo」の再発がSuperior Viaductから。 Cyril Secq / Orla Wren「Branches」〜奏でる哀愁と、非現実な空間を描き上げる美しくも儚げな調べ We Like We『Next To The Entire All』(sonic pieces) Ata Kak “Obaa Sima”〜Awesome Tapes From Africaから奇跡のカセットテープが復活!