詩的イマジネーションの豊かさが表れた、Jacob Pavekのセカンド作「Illume」

a1173978396_10

公園喫茶でも紹介した、ドイツは、Harnes Kretzerのレーベル、Unperceived Recordsより、アメリカはセントポールの若き作曲家/ピアニスト、Jacob Pavekのセカンドアルバム「Illume」がリリースされました。ピアノを中心としたチェロとの美しくロマンティックな旋律は、マックスリヒター、ニルスフラーム、ヤンティルセン、オーラヴル・アルナルズが好きな人にはぜひ聴いていただきたいです。

モダン(ポスト)・クラシカルも一定の成熟に入った印象もある今日この頃ですが、このジャンルにしても、マックスリヒターや、ニルスフラームなどの次の若手の世代が続々と出てきています。曲に関してはある一定のパターン的な似たり寄ったりな作品も多く見かけられますが、そんなスタイルに関係なく、純粋にいい音楽を奏でる、チェレンジしている音楽家ももちろんたくさん居ます。そんな一人でもある、Harnes Kretzerが今回紹介してくれたのが、Jacob Pavek。

今回リリースされた、「Illume」は、前作「Bloom」に続くセカンド作。チェロとピアノの編成は、前作と変わりませんが、より曲に詩的イマジネーションの豊かさが表れているように感じます。チェロには、ミネアポリスのインディー・ロック・バンドWe Are The Willowsのメンバーで、LOTT というソロプロジェクト名義で活動をしている、Leah Ottman。今回はチェロだけですが、この人、歌もかなりの素晴らしさなのでぜひこちらでチェックを。 「Bloom」も素敵な作品なんでこの機会に併せてぜひ。

 

 

by
PASTEL RECORDS STOREはこちら!


PASTEL RECORDS STOREは、「好奇心とやすらぎの音楽」というキーワードで、世界のインディペンデント・ミュージックより、美しく、個性的で、心がこもっていて、気取っていない、日々の生活の中でも、やわらかな刺激を与えてくれる心地よい音楽をセレクトしご紹介しております。
関連記事