ポストクラシカルシーンを代表するピアニストの一人、ベルリンを拠点に活動をする、Nils Frahm(ニルス・フラーム)が、毎年の88番目にあたる日を”Piano Day”とすることを宣言(ピアノの鍵盤数が88鍵あることから)、3月29日に、ピアノソロアル バムを急遽リリースしました。
これは、ニルス・フラームの友人でもある、ピアノ職人、David Klavinsが作ろうとしている高さ4.5メートルのピアノ” Klavins 450”製作のためのチャリティを目的とした作品でもあります。
作品の方は、8つのモチーフを基に、すべてニルスフラームの即興で弾いたもので、『Screws』をイメージさせる、ゆったりとしたテンポで美しい情景を描き上げるものや、”Wall”で聴かれる、荒々しいタッチでミニマルに音を重ね響かせるものまで、ピアノだけでも彼の表現力が多彩なものであることが実感出来る内容となっています。
音源は、MP3、WAVがフリーでダウンロード可能です(Nils Frahm/Solo音源ダウンロードはこちら)。CD、LPは、Erased Tapesから発売され、収益は”Klavins 450”の制作資金へ使われますので、フリーの音源を気に入っていただければ、ぜひCDもしくはLPを購入いただき、 ” Klavins 450”製作に協力してください。
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