ジャケットの佇まいを裏切らない素敵なデビュー作。
フランスのリヨン出身のシンガー・ソングライターRaoul Vignal。2010年、20歳のころからオーセンティックなモダン・フォークを奏でてきた彼のデビュー・フル・アルバムがフランスのTalitresから。
彼の歌唱で思い浮かべるのが、Nick Drakeか?ただRaoul Vignal の場合は、もう少し、自然派な感じで、サイモン&ガーファンクルや、キングス・オブ・コンビニエンスのような、透明感、清涼感のあるソフトで美しい佇まいは意外と聴き手を選ばないボピュラーな面も持ち合わせています。自身の奏でる、アコーステックギターの卓越したフィンガリングと相まって、極力簡素に抑えられたアンサンブルは、デビュー作とは思えない、ソングライターとしての非凡さを浮き彫りにしています。ジャケットの佇まいを裏切らない素敵なデビュー作。
01. Hazy Days
02. Mine
03. One
04. Under The Same Sky
05. Side By Side
06. Dona Lura
07. Whispers
08. Bless You
09. The Silver Veil
10. Shadows